NEO-M9Nを搭載した高品質のGPSモジュールです。92チャンネルのGNSSレシーバーでGPS、GLONASS、Galileoなどの測位システムからの信号を最高1.5 mの精度で受信できます。NEO-M9Nモジュールは干渉や妨害波に対する機能を持つLNA(低ノイズアンプ)とSAW(表面弾性波)のフィルターを搭載しているため、強い電波干渉下でも通常通りの動作が可能です。
u-blox社のGPS製品は、u-centerと呼ばれるWindows用のソフトウェアで設定することができますが、それらの設定をSparkFun社によるArduinoライブラリ内でも設定することが可能です。NEO-M9N内部のRTC用の充電式バッテリーが実装されているため、初回の補正時間が最短2秒まで短縮されます。モジュール内に誘電体チップアンテナを搭載しています。アンテナを搭載せずU.FLコネクタを備えた製品もあります。
Qwiicシステムに対応しています。また、ブレッドボード用に2.54 mmピッチのスルーホールも用意されております。
Qwiicシステムとは
Qwiicシステムはプロトタイピングを迅速かつ簡単に行える、I2Cのセンサやアクチュエータ、シールド、ケーブルのエコシステムです。
また、全てのQwiicボードには1 mmピッチ、4ピンのJSTコネクタを使用しているため小さく収まり、かつ分極化しているため接続を誤ることもありません。
特徴
92チャンネルGNSS受信機
水平精度:1.5 m
最大更新レート:18 Hz
初回の補正時間:
コールドスタート:24秒
ホットスタート:2秒
最大高度:80,000 m
最大G: 4
最大速度:500 m/s
速度精度:0.05 m/s
方位精度:0.3°
時間パルス精度:30 ns
3.3 V Vccと入出力
消費電力:最大31 mA (GPS + GLONASSトラッキング時)
ソフトウェアによる設定
ジオフェンシング
オドメーター(走行距離計)
スプーフィング検出
外部割り込み
ピン制御
低電力モード
NMEA、UBX、RTCMをサポート(UARTまたはI2C経由)
カテゴリー:
スマホ・タブレット・パソコン->IoTデバイス(スマートデバイス)